主にポジティブな感情と生理的現象について20種類の英語表現をまとめたポスターです。
感情に関する英単語を学ぶと同時に、今の気持ちを理解して表現することでソーシャルスキルが身につき、自己肯定感が高まります。
こちらからダウンロードできます。
主にネガティブな感情20種類の英語表現をまとめたポスターはこちら。
2枚合わせて40の感情表現を学ぶことができます。
How Are You Feeling Today?「今日の気分は?」ポジティブ感情編掲載単語
confident/自信がある
surprised/驚いた
funny/おかしい
proud/誇りに思う
loving/愛情のこもった、優しい
successful/成功した、達成感
interested/興味がある
peaceful/落ち着いた、平安な
grateful/感謝している
excited/興奮した、ワクワクする
relaxed/くつろいだ
curious/好奇心が強い、知りたがり屋
joyful/楽しい
glad/嬉しい(感謝の気持ちを表す場合に使われることが多い)
comfortable/快適な、心地よい
tired/疲れた
sleepy/眠たい
hungry/お腹がすいている
thirsty/のどが渇いている
似た感情表現のニュアンスの違い
ポスターに載せた感情の中には似た表現がいくつかあります。英語でのニュアンスの違いを理解して、表現の使い分けができるようになると感情表現も豊かになります。日本人の英語学習者が間違えやすい感情表現をいくつか紹介します。
喜びの感情表現、happyとgladの違い
「喜び」の感情を表す表現に「happy」と「glad」があります。gladよりhappyの方が「嬉しい」度は高めの表現です。
happy /「満たされて幸福な気持ち」
glad /良い出来事や相手に対して「嬉しくて感謝する気持ち」
gladは外的な要因に対する嬉しさ、happyは内面から湧き出る幸せを表します。
gladはその瞬間の突発的な喜びの感情を表現するのに対して、happyは継続的に満足している状態を表します。
gladは、その後に続く文章で表される事柄や対象、誰かの行為など「~に対して嬉しい」に使われます。
happyは、”Happy Birthday!”、”Happy New Year!”といった特別な挨拶や、”happy life”、”happy face”のように後ろに名詞が付く表現がありますが、gladで代用はできません。
gladは基本的に後ろに名詞を付けることはできず、「glad to 動詞」か「glad 代名詞+動詞」というパターンで使われます。
proud、confident、successfulの違い
最近の日本でも、自己肯定感を育むのが大切とされ、褒めて育てる教育が注目されています。具体的にどのように褒めればいいのでしょう。英語では「I’m proud of you.(あなたのことを誇りに思う)」といった表現をよく使われます。
自己肯定感や自信を表す「proud」「confident」「successful」の違いはなんでしょう。
proud /誇りに思う、自尊心、満足している
confident /自信がある、物事が自分の期待通りになると「確信している」
successful /結果が成功した、思い通りになった、達成感
confidentは物事を行う前に成功を確信している自信、successfulは物事の結果が出た後に成功した喜び・達成感を表します。
自信を表すconfidentとproudの違いは、proudが過去から今までの経験・実績に基づく自信、confidentは現在から未来の事象に対する自信・確信を表します。proudは過去から良好な状態が継続していて「満足している」の意味でも使われます。
多様な感情表現で褒めて、ポジティブな感情を共有しよう
自己肯定感を高める褒め方は、結果ではなく過程の努力やチャレンジを認めて褒めることが大事といわれますが、日本語では過程を評価する表現に「頑張る」が使われることが大半です。応援では「頑張れ」、終わった後には「よく頑張ったね」の声掛けばかりになっていないでしょうか。既に頑張っている状態ではプレッシャーを与えてしまうことになりかねません。意識して多様なポジティブな表現で子供に接してあげるといいでしょう。
「How Are You Feeling Today?」ポスターの感情表現から子供に「今日の気分」を選んでもらう習慣つけやアクティビティに活用して下さい。今日、何があってどう感じたか話のきっかけにも役立ち、共有・共感することで親子の関係も深まると思います。